誤解をされやすいテラスハウス
テラスハウスと聞くと、いわゆるシェアハウスを連想する人も少なくないようです。テレビ番組の影響でこうしたイメージが持たれがちですが、実際はシェアハウスの意味を持つ言葉ではありません。テラスハウスというのは長屋のことであり、一戸建てが連なって建てられているのが大きな特徴です。連棟住宅と呼ばれ、それぞれが独立した空間ではあるものの、壁によってすべてが繋がっています。
一戸建て感覚で暮らせる
テラスハウスのメリットは、ほぼ一戸建てに近い感覚での生活を送れることです。建物同士が繋がってはいますが、それ以外は一般の一戸建てと大きな違いはありません。庭や駐車場が付いている物件もありますし、上下の部屋間での騒音トラブルのリスクも小さいと言えます。ファミリーから人気があるほか、シェアハウスの用途で使うことも可能です。生活スペースを分けて暮らせ、ルームシェアで家賃負担を抑えるのも良いかもしれません。
テラスハウスを利用する上で知っておきたいこと
まず、壁でお互いが繋がっているため、隣家への音漏れには注意を払う必要があるでしょう。壁を隔てて別の住人が暮らしていますので、その点を理解の上で生活音が響かないようにしなければいけません。しかし壁側に収納が設けられていたり、防音設計になっていたりする物件なら、そこまで音が響かないこともあります。
もうひとつ、テラスハウスの賃貸自体の数が多くないことも知っておきましょう。一般の賃貸と比べると圧倒的に数が少なく、そもそも見付けられない場合もあるのです。もし空室を発見できた時には、チャンスを逃さないよう、速やかにアクションを起こすことが大切です。
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